野地木材さん

もりいえ

2011年02月09日 13:00

三重県の野地木材工業(株)の専務、野地伸卓さん(31)がもりいえを訪ねてくれました。製材界の若きホープです!。


野地木材工業(株)さんは家を建てる全ての部材を自社生産する会社です。その品質はピカイチで、乾燥技術と製材加工は研究と努力の賜物。


もりいえ1階の床材は野地さんに原木を送り製品にしてもらいました。精度の高さは使ってこそ実感します。床材を貼る大工の本間さん曰く「プラスもマイナスも出ずピッタリな寸法」。


反りや曲がりもなく、薪ストーブ前の一番熱が当たるところにも一切隙間はできていません。


ほら


ほらね


野地さんは兄弟3人で後を継いでいます。
長男伸卓さんは経営と営業、二男さん(30)は商品開発、3男(28)さんは職人さんとして現場の管理を一手に引き受けているそうです。
なんと頼もしい!



家を継ぐ7年前、東京にいたころは3人でバンドを組んでいたという仲の良さ。時には仕事でぶつかる時もあるけれど、1人が必ず仲裁役だそう。抜群のバランス!
後継者不足が大きな課題である今、そんな野地さん兄弟の話を聞いてうれしくなりました。



伸卓さんは従業員、その家族、関係業者、みんなの生活を守らねばと、専務としての責任を感じながらも、経営だけに走らず、お客様の顔を知りハートのある仕事を大切にしたいと。野地さんの製品を使われた施主さんや工務店さんを訪問に来られたそうです。

「顔の見える関係での家づくり」ですね。
当会もその想いで活動しています^^。
実は野地さんの工場見学に行こうとみんなで計画中。
春には叶うかな


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