秋晴れ♪朽木針畑へ
来年4月、大津市伊香立に木の家のモデルハウスが建ちます。
10月16日、その材料となる木材の搬出に朽木針畑へ行ってきました。
連日数字を追う事務作業に明け暮れていた私。
出勤前のAM7:30。「栗本さんの山に行きませんか?」
宮村さんに「行きまする!(時代劇言葉マイブーム)」と即座に返信。
爽やかな秋晴れの中、朽木へどんどこ車を走らせました。
ほら!絶好の山日和♪こんな日に事務所にこもってられません(笑)
栗本慶一さん(61)は、朽木針畑の林業家。
手入れの行き届いた山からは、その丁寧な仕事ぶりが伺えます。
山でできることはやっておいた」と話す栗本さん。
製材のことを思いやり、木をなるだけ傷つけないよう、運び出したそうです。
今回搬出するのは、樹齢120年を超える芦生杉(アシュウスギ)。
昨年12月26日の大雪で、先端部が雪折れしたものです。
材としては何ら問題なく、十分使えます。
6本中2本は貴重な天然杉で、リビングの床材になります。
150年をゆうに超える天然杉
美しい木目は真面目な仕事の証
木の使い道を話し合う栗本さんと宮村さん(右)
クレーンで吊り上げ、次々にトラックに積み込み、搬出作業は進みます。
豪快そうに見えますが、意外と繊細な作業。
木の重心を探して何度もロープを掛け直し、慎重かつ計算されたレバー操作が必要なのです。
ユニック車を扱うのは
坂田工務店の大工、本間公人さん(45)。
巨木の数々に、本間さんの大工魂は揺さぶられるようで、テンション高め。
いつも以上に真剣作業、真剣話。
真剣すぎて手も揺さブレます(笑)。
山から町へ。
ガタコト弾むトラックは、運転する本間さんの心そのもののようでした
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