森林整備ワークショップ2011

もりいえ

2011年01月26日 10:00

                東京出張の目的はコチラ!

          森林整備ワークショップ2011
          ■日 時 平成23年1月25日(火)
          ■主 催 全国森林組合連合会
                 (株)アミタ持続可能経済研究所
          ■後 援 林野庁
          ■場 所 国立オリンピック記念青少年総合センター


森林整備を担う連携体制づくりや間伐材の利用促進に取り組む事例として「小規模林業地ならではの需要直結型の間伐促進」を発表しました。
林業家、製材所、設計士、工務店、大工が連携して家づくりを行う当会ならではのつながりを活かした事業です。



発表するのはもちろん、当会代表理事 宮村太氏!



 間伐材を決められた寸法に伐るだけではなく、木を見極めて伐るための技術習得研修の取り組みです。各現場でメンバーが講師となり森林組合の作業員の方々に実施研修を行いました。
 伐られた材がどのように製材、加工されて家になるかまでを知れば、木を活かすための始まりは山にあることに気づきます。製材では寸法により節の出やすさの違いがあること、間伐材でも構造材として使う技があること、今まで価値が認められなかった曲がり材も棚やカウンターに使えることなど、現場のニーズを把握できるようになれば山の施業が変わります。
 家をイメージしながら木を伐れる高い技術を持った人材の育成が、間伐材の有効利用を高めると同時に、木造住宅産業を持続するための重要なカギのひとつだと私たちは考えています。
 また、完成した家や住まい手の喜ぶ顔を見ることで林業がなくてならない仕事であることを改めて認識し、山仕事の活力を取り戻すことにもつながります。



200名を超える方々の前での発表でした!

 




オマケ「発表前の宮村さん」


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