ブナの原生林

もりいえ

2011年05月13日 18:34

山菜取りのついでに
生杉と芦生の山に登ってみました。



新緑の中に咲く花。

  ツリガネソウ!               黄緑の花(お気に入り)     


      山アジサイ?          透きとおった緑の花(お気に入り)


   タムシバ!            アセビ!と、ピンクの花


花の名まえ、教わったけど、覚えきれず。
他にもたくさん写真撮りました。


上を見ていると春らしくてきれいですが
足元は、少し様子が違います。



下草が、なにも生えていません。



昔、池だった場所はひえあがって、まるでサッカー場のよう。



川の縁にも緑はなく、青々と茂っているのは毒草でした。




森を食べ尽くしたのはシカ、サル、イノシシたち。

でも、彼らが増える原因を作ったのは私たち。

温暖化で雪が少なくなったことで越冬しやすくなり、個体数が増加しました。
数が増えれば、食べる量も増える。
いたって自然な流れです。



倒木を糧に育つはずの植物はなく、
今日出たのかな? というくらいの小さなシダの芽が。
明日にはないのかも。



オオルリとコトリ・・(誰か教えて)



彼らの生活にはどんな影響が?



昔、栗本さんが父親に連れられて深山に入った時のこと。
ざわざわと包みこまれるような鳥肌が立ったそう。



「深山には人間がたやすく侵してはならなぬという
気迫めいたものがあって、畏敬と畏怖の念を感じました」
と、栗本さん。

残念ながらこの日、それを感じることはできませんでした。

森の現状を目の当たりにして、残念な気持ち。
だけど、そこは


安曇川流域・森と家づくりの会
ですから、がんばらにゃね。



帰り路の林道で見つけた
チャルメリソウ



名前の由来は、花や実の形が、ラッパ「チャルメラ(屋台ラーメンのホラアレ)」に似ていることから。



これはすぐにインプットされました

       



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