
2018年09月20日
アテの板
ご無沙汰しておりますが、火曜日担当の 市川です。
建設中のお住まい、洗面所の壁・床に『アテの板』が張られました。
い~い香りです!

アテの木は、朽木の林業家:梅本さんの山の木。
梅本さんが伐採した木を、朽木の大工:岸本さんが製材してくれます。
羽目板用に加工したり、配達したりは岸本さんの奥様も登場!
家には本当にたくさんの人の手がかかわっていて、
その手がこの人の手ってご紹介できる数が多ければ多いほど
安心感が増すのではないでしょうか。
建設中のお住まい、洗面所の壁・床に『アテの板』が張られました。
い~い香りです!
アテの木は、朽木の林業家:梅本さんの山の木。
梅本さんが伐採した木を、朽木の大工:岸本さんが製材してくれます。
羽目板用に加工したり、配達したりは岸本さんの奥様も登場!
家には本当にたくさんの人の手がかかわっていて、
その手がこの人の手ってご紹介できる数が多ければ多いほど
安心感が増すのではないでしょうか。
2018年09月03日
2018年08月07日
夏恒例!『森のワークショップ』
火曜日担当の市川です。
日曜日に毎年恒例の『森のワークショップ』を開催しました。。
今年は久々に50人を超える方にご参加頂き、朽木の森が賑わいました!

普段立ち入ることのない森を見学・体験していかがでしたでしょうか?
人工林の山・天然林の山・広葉樹林の山いろいろあり、
雪や獣の被害などが大きな問題だったりします。
林業家さんの仕事も年月をかけて様々な作業をしていかなければなりません。
それを手伝えるわけではありませんが、森の中で何が起こっているか
私達の暮らしとどんなふうにつながっているのか感じてもらえるといいなと思います。
製材所や建築士である会のメンバーも、直接林業を手伝える
わけではありませんが、『地域の木を使う家づくり』を通して、
森を活性化させて行きたいと考えています。
自然災害が起こる度、栗本さんの言葉が思い出されます。
「山は人間本位に作っててはあかん。森の声を聞きながらでないとあかんね。」
昨年のひどい風で根っこごと杉が倒れる被害が起きた時には、
「山が、呼んでる。もっと森に入ってこいというてる。」 と。
もっと自然の声に耳を傾けないといけないのは、私達みんなですよね。
日曜日に毎年恒例の『森のワークショップ』を開催しました。。
今年は久々に50人を超える方にご参加頂き、朽木の森が賑わいました!
普段立ち入ることのない森を見学・体験していかがでしたでしょうか?
人工林の山・天然林の山・広葉樹林の山いろいろあり、
雪や獣の被害などが大きな問題だったりします。
林業家さんの仕事も年月をかけて様々な作業をしていかなければなりません。
それを手伝えるわけではありませんが、森の中で何が起こっているか
私達の暮らしとどんなふうにつながっているのか感じてもらえるといいなと思います。
製材所や建築士である会のメンバーも、直接林業を手伝える
わけではありませんが、『地域の木を使う家づくり』を通して、
森を活性化させて行きたいと考えています。
自然災害が起こる度、栗本さんの言葉が思い出されます。
「山は人間本位に作っててはあかん。森の声を聞きながらでないとあかんね。」
昨年のひどい風で根っこごと杉が倒れる被害が起きた時には、
「山が、呼んでる。もっと森に入ってこいというてる。」 と。
もっと自然の声に耳を傾けないといけないのは、私達みんなですよね。
2018年04月25日
天竜の森
水曜日、設計士の宮村です。
先週末、21日、22日の二日間、静岡県浜松市天竜区の林業地を訪ねました。
目的は所属している木材コーディネート研究会の研修で、「木材コーディネーターによる森林経営支援はどうあるべきか?」「具体的な森林管理及び木材販売事例に学ぶ」でした。
また、もりいえでは、メンバーの栗本さんはじめ、数名の林業家の方の森林経営計画を立てようと勉強中で、そのヒントになればという思いで参加しました。
案内いただいたのは、天竜区林業研究会のメンバーの皆様。ほとんどが自伐林業家さんだそう。
一か所目は、複層林施業(同じ場所で異なる樹齢の木を育てる方法)を実践されている森。90年生と30年生が混合し、土質により細かく杉と檜が植え分けられていました。若い木があるが、テープ巻きを施し、下刈りはしていないとのこと。この方が、シカが寄り付きにくく、食害防止になっているという。
二か所目は、檜の30年生の森。元木(1本の木を伐り分けたときの一番根本の木)で12センチ角の柱が採れるぐらいの太さの木が太陽の光を燦々と浴び、すくすくと育っている感じでした。この森から生産した原木は、製材所で柱に製材され、その製材所の方が設計図を見て、どこに使うかを決めて出荷するとのこと。生産者側で、使用する木材の品質を割り振ることで、無駄なく木を生かすことができ、出来栄えの良い家ができるのだという。
三か所目は、磨き丸太の加工場とストックヤード。いばりのついた磨き丸太の大黒柱。あれ、なんか見たことある~



どの山も、流石、FSC森林認証を受けておられるだけあって、林内は明るく、下層植生は大変豊か。所有者により手入れされている山とそうでないところの境がわからないぐらい、どの山も手入れが行き届いていました。
実はどの木の使い方も、もりいえの家づくりでも、実践させていただいていること。改めて栗本さんの存在の大きさを知る研修となりました。
先週末、21日、22日の二日間、静岡県浜松市天竜区の林業地を訪ねました。
目的は所属している木材コーディネート研究会の研修で、「木材コーディネーターによる森林経営支援はどうあるべきか?」「具体的な森林管理及び木材販売事例に学ぶ」でした。
また、もりいえでは、メンバーの栗本さんはじめ、数名の林業家の方の森林経営計画を立てようと勉強中で、そのヒントになればという思いで参加しました。
案内いただいたのは、天竜区林業研究会のメンバーの皆様。ほとんどが自伐林業家さんだそう。




曲がり材。背割りを入れて框用とのこと

天然絞り丸太

床柱としての需要が無くなった絞り丸太を製材して使う
どの山も、流石、FSC森林認証を受けておられるだけあって、林内は明るく、下層植生は大変豊か。所有者により手入れされている山とそうでないところの境がわからないぐらい、どの山も手入れが行き届いていました。
実はどの木の使い方も、もりいえの家づくりでも、実践させていただいていること。改めて栗本さんの存在の大きさを知る研修となりました。
2018年04月24日
お伝えしたいこと
火曜日担当 設計士の市川です。
先週、夏恒例『森のイベント』企画中とお伝えしましたが、
企画を考えている時に、ふと以前お配りしたイベントの説明資料
のことを思い出しました。

森の仕事や製材所の仕事、工事中の住まい、完成した住まい等
様々なシーンに合わせて、会の家づくりについて
ご説明するものです。
丁度先日、初めてプランをご提案させていただいたお客様と
お話しさせていただく中で、山から届いた木を
製材所さんがどのように乾燥・加工して
大工さんが何を見て、どのように木を使うのか
興味を持っていただきました。
もっと伝えたい!もっと知って頂きたい!と思います。
先週、夏恒例『森のイベント』企画中とお伝えしましたが、
企画を考えている時に、ふと以前お配りしたイベントの説明資料
のことを思い出しました。
森の仕事や製材所の仕事、工事中の住まい、完成した住まい等
様々なシーンに合わせて、会の家づくりについて
ご説明するものです。
丁度先日、初めてプランをご提案させていただいたお客様と
お話しさせていただく中で、山から届いた木を
製材所さんがどのように乾燥・加工して
大工さんが何を見て、どのように木を使うのか
興味を持っていただきました。
もっと伝えたい!もっと知って頂きたい!と思います。