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2018年08月10日

夏恒例!「森のワークショップ」その3

インターン生の山本鷹彬君から、先日開催した「木の伐採見学と森の学習会」のレポートが届きましたので、紹介させていただきます。

街中と会場では全く体感気温が違い、とても涼しく感じました。日中になると会場でもかなり暑くなったのですが、それでも日陰に入ると涼しかったです。

夏恒例!「森のワークショップ」その3

林業家の栗本さんが実際の森まで行って大木を見ながら説明してくださいました。参加者の中には小さい子供もいたのですが、文句ひとつ言わず一生懸命歩いて、話も真面目に聞いてくれました。
熊の皮剥ぎ被害にあった木は遠くから見ても分かるくらい葉が赤くなっていて驚きました。また、種から育てる木とさし木では、それぞれメリットデメリットがあって難しいことなど教えていただきました。

夏恒例!「森のワークショップ」その3

伐採見学では、木が倒れる時に思った以上に大きな音がして、木の大きさや重さを感じました。伐り株は水分で溢れていました。実際に伐採した木は40、50年ほどの木で、栗本さんが植えた木だそうで、歴史と栗本さんの人生を見たような気がしました。

夏恒例!「森のワークショップ」その3

皮剥ぎ体験では、皮がスルスルと剥けていき、中から綺麗な黄色の木が出てきました。このスルスル剥ける感じは水分の多い今の時期だからこそ体験できることで大変貴重な経験をさせていただきました。また、皮を剥いだり、伐採して枝をつけたままにしておいて乾燥させる方法を取ることで、重量が半分以下になり、森から出すことができるようになるということも学びました。

夏恒例!「森のワークショップ」その3

BBQや川遊びでは、鮎の塩焼きやきなこもちも振る舞われ、皆さん楽しんでいただけたようでした。

夏恒例!「森のワークショップ」その3


夏恒例!「森のワークショップ」その3

さらに、きこりゲームでは、初めての方がほとんどでしたが、チェーンソーやノコギリで見本の木の重さに近づけようと悪戦苦闘しながら笑顔で頑張っておられました。私自身そばで見ていてもチェーンソーの音にびっくりしました。また、ぴったり賞として大木一本が用意されていましたが、残念ながら今回は出ませんでした。また来年に期待したいと思います。

1日を通してどの場面でも皆さん良い顔をされており、とても充実したイベントだったのではないかと思っています。私もスタッフの一員として、また参加者の一員としてイベントを通してたくさんの発見と自然の偉大さや楽しさを感じれた1日になりました。


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Posted by もりいえ at 00:34│Comments(0)レポート
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