2009年11月11日
七十七坪の民家をリフォーム
ここは野洲市虫生にある築50年の民家です。
木材の赤い色はベンガラ塗といって、防腐・防虫の効果と化粧の役割を兼ねたもの。
滋賀県内でよく目にする色の民家ですよね。
内部は主に四つの部屋に仕切った、田の字型と呼ばれる造りです。
延べ床面積はなんと七十七坪。
民家に憧れを持つ若いご夫婦がリフォームして住まわれます。
窓がなかった南側に開口部を設け、光を取り込みます。
宮村さんは一日でどんなふうに光が変化するかを現場の大工さんに観察を頼んでいました。
建具はそのまま使われます。
和室仕様だった天井を剥がしたところ。
真新しい杉を貼って、フローリングの床と似合うように仕上げます。
壁を追加し、基礎もしっかり補強され、新しい家族の暮らしのこれからをどっしり支えます。
現場とリフォームの図面からは広々として開放的な印象を受けました。
どんな風に生まれ変わり、どんな暮らしが始まるのか楽しみです

Posted by もりいえ at 14:41│Comments(2)
│現場探訪
この記事へのコメント
いろんな時に思います。
壊したり、捨てたりするのは、いとも簡単なこと。
本当に価値があるのは、生み出すこと、創造すること、だと。
ここから始まる暮らしが、まさにそれだと思いますよ。
壊したり、捨てたりするのは、いとも簡単なこと。
本当に価値があるのは、生み出すこと、創造すること、だと。
ここから始まる暮らしが、まさにそれだと思いますよ。
Posted by 糺の森 at 2009年11月15日 20:35
糺の森さん
いつも素敵なコメントありがとうございます。
言葉足らずの部分を補足して頂いているようで、嬉しく思っています。
生み出し、創造すること大切にしたいですね。
自身にも言い聞かせたい言葉です。
いつも素敵なコメントありがとうございます。
言葉足らずの部分を補足して頂いているようで、嬉しく思っています。
生み出し、創造すること大切にしたいですね。
自身にも言い聞かせたい言葉です。
Posted by やまたん
at 2009年11月17日 20:07
