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2011年05月13日

ブナの原生林

山菜取りのついでに
生杉と芦生の山に登ってみました。

ブナの原生林

新緑の中に咲く花。

  ツリガネソウ!               黄緑の花(お気に入り)     
ブナの原生林ブナの原生林

      山アジサイ?          透きとおった緑の花(お気に入り)
ブナの原生林ブナの原生林

   タムシバ!            アセビ!と、ピンクの花
ブナの原生林ブナの原生林

花の名まえ、教わったけど、覚えきれず。
他にもたくさん写真撮りました。


上を見ていると春らしくてきれいですが
足元は、少し様子が違います。

ブナの原生林

下草が、なにも生えていません。

ブナの原生林

昔、池だった場所はひえあがって、まるでサッカー場のよう。

ブナの原生林

川の縁にも緑はなく、青々と茂っているのは毒草でした。

ブナの原生林ブナの原生林


森を食べ尽くしたのはシカ、サル、イノシシたち。

でも、彼らが増える原因を作ったのは私たち。

温暖化で雪が少なくなったことで越冬しやすくなり、個体数が増加しました。
数が増えれば、食べる量も増える。
いたって自然な流れです。

ブナの原生林

倒木を糧に育つはずの植物はなく、
今日出たのかな? というくらいの小さなシダの芽が。
明日にはないのかも。

ブナの原生林ブナの原生林

オオルリとコトリ・・(誰か教えて)

ブナの原生林ブナの原生林

彼らの生活にはどんな影響が?



昔、栗本さんが父親に連れられて深山に入った時のこと。
ざわざわと包みこまれるような鳥肌が立ったそう。

ブナの原生林

「深山には人間がたやすく侵してはならなぬという
気迫めいたものがあって、畏敬と畏怖の念を感じました」
と、栗本さん。

残念ながらこの日、それを感じることはできませんでした。

森の現状を目の当たりにして、残念な気持ち。
だけど、そこは

ブナの原生林
安曇川流域・森と家づくりの会
ですから、がんばらにゃね。



帰り路の林道で見つけた
チャルメリソウ

ブナの原生林

名前の由来は、花や実の形が、ラッパ「チャルメラ(屋台ラーメンのホラアレ)」に似ていることから。

ブナの原生林

これはすぐにインプットされましたiconN12

       



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