
2009年11月16日
窓
住まい手さんが見つけたお気に入りのステンドグラス。
玄関の窓を素敵に演出しています。
「同じつくり手として勉強になりました」と言う松井さん。
大事なものを探し、ありのままの姿に置く引き算の家づくりだったそうです。
大事なものを探し、ありのままの姿に置く引き算の家づくりだったそうです。
この立面は、その象徴といえる一つです。
お気づきになるでしょうか?
お気づきになるでしょうか?

三角屋根に四角い窓が真中にひとつ。
こんな風に家を描いたことないですか?
まさしく、家!ですよね。
こんな風に家を描いたことないですか?
まさしく、家!ですよね。
中からは、こんな風に。
キッチンのカウンターテーブル越しに、自然を切り取った絵になっています。
キッチンのカウンターテーブル越しに、自然を切り取った絵になっています。
淡い色と模様が美しい差し鴨居。
和室で集う人を優しく覆うように存在しています。
戸棚の引き手はもちろん、作家さんの作品。

こちらは水屋
(茶室の隅や隣室などに設けられ、茶会の準備や後始末をするところ)
(茶室の隅や隣室などに設けられ、茶会の準備や後始末をするところ)
いたるところに、さりげないこだわりがちりばめられた家でした。
個人的に特に気に入ったのはここ。
屋根付きのデッキです。
屋根付きのデッキです。
外のようで中のようで、この余白めいた空間。
夏はお昼寝が気持ちよさそうだし、
今なら毛布にくるまりながら暖かい飲み物を飲みたいな
夏はお昼寝が気持ちよさそうだし、
今なら毛布にくるまりながら暖かい飲み物を飲みたいな

2009年11月12日
焼き芋
ホックホク、真っ黄色の焼き芋。

昨日は定例会でした。
いつも通り23時まで(笑)
みんなの熱意を支えてくれたのは、
坂田さんの奥様のあったかい心遣いです。
中華おこわもあったのですが・・食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。
ごめんなさい(汗)。
それほどおいしかったということです
昨日は定例会でした。
いつも通り23時まで(笑)
みんなの熱意を支えてくれたのは、
坂田さんの奥様のあったかい心遣いです。
中華おこわもあったのですが・・食べるのに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。
ごめんなさい(汗)。
それほどおいしかったということです

2009年11月11日
七十七坪の民家をリフォーム
ここは野洲市虫生にある築50年の民家です。
木材の赤い色はベンガラ塗といって、防腐・防虫の効果と化粧の役割を兼ねたもの。
滋賀県内でよく目にする色の民家ですよね。
内部は主に四つの部屋に仕切った、田の字型と呼ばれる造りです。
延べ床面積はなんと七十七坪。
民家に憧れを持つ若いご夫婦がリフォームして住まわれます。
窓がなかった南側に開口部を設け、光を取り込みます。
宮村さんは一日でどんなふうに光が変化するかを現場の大工さんに観察を頼んでいました。
建具はそのまま使われます。
和室仕様だった天井を剥がしたところ。
真新しい杉を貼って、フローリングの床と似合うように仕上げます。
壁を追加し、基礎もしっかり補強され、新しい家族の暮らしのこれからをどっしり支えます。
現場とリフォームの図面からは広々として開放的な印象を受けました。
どんな風に生まれ変わり、どんな暮らしが始まるのか楽しみです

2009年11月06日
森探検
朽木針畑へ2回目の木材搬出に行きました。
この日、私は栗本さんの森を少しだけ探検。
この日、私は栗本さんの森を少しだけ探検。
これといった目的は持たず、気の向くまま歩きます。
やわらかな落ち葉の感触と、吸い込んだ空気の冷たさはどこか対象的。
大きな森の中には数えきれない小さな世界があって、
その途方もない情報量に私はぐるぐるしてしまいます。
きのこ発見!
傘の裏側には、放射状に規則的な線が並びます。
まじまじ見入ってると自分が小さな生き物になった気分。
迫力を感じます。
落ち葉に光る朝露。
数時間で消えてしまうけれど、
明日の朝にはまた現れるでしょう。
これは苔むした杉の切り株です。
間伐した木のようで、直径は10センチくらい。
ツタが絡み、幼葉が育とうとしています。
目を凝らし、耳を澄ませていると
植物や生き物がそれぞれの時間を持ち、
森が育まれてることを知ります。
静かに、でもざわざわと。
森探検は約1時間くらい?
ふもとに戻ると、熊に襲われたかと思った。
と笑われました

2009年11月02日
新築だけど古民家風
この木、煤(すす)で古びたように見えますが、実は新しい木。
ドイツ製の純自然塗料を塗って、古めかしい風合いを出しています。

ここは野洲市永原の新築現場、I氏邸。
施工は藤田工務店、設計は宮村太設計工房です。

新築に古民家風のたたずまいを希望された住まい手さん。
木組みの柱や梁には真新しさと古めかしさが混在し、不思議な味わいを醸し出しています。

現場の確認、打ち合わせをする藤田工務店専務で会メンバーの藤田雅樹さん(35)と宮村さん(右)。
この現場の特徴は色塗り。藤田さんの奥様が大活躍したそう。
「根気強く綺麗に塗ってくれました」と、しみじみ感謝されていました。

棟梁は藤田工務店の若手ホープ、本道さん(33)(右)。
段取り良く仕事をこなす姿からは十分気合いが伝わってきます。
おとなりでキャップをかぶった古川さん(42)と、主に二人で工事を進めます。

寸法をきっちり計って、切断します。
材に無駄を出さないのも大工の腕のみせどころ。

木と木と接合する技術を継手(つぎて)といいます。

梁から出っ張っているのは込栓(こみせん)といって、継ぎ手の部材を貫通して補強する材です。
継ぎ手はひとつひとつ大工さんが墨付けして手で刻んでいます。
ギシギシ・・ピシッ!と組めた時の気持ちよさが木組みの醍醐味だそうです
近年は自動機械加工が増え、匠の技を持たずしても家が建てられるように・・。「技術を学べるのは今しかない」と大工さんはおっしゃっていました。
敷地の中にはクスノキが立っています。
出来たら活かしてほしいとの住まい手さんの願い、もちろん叶えます。
お風呂や洗面所、階段など生活動線のから見えるように設計しています。

足場に囲まれ、外壁はまだ隠れています。
クスノキにどんな家が寄り添うのか、完成の日が楽しみです
ドイツ製の純自然塗料を塗って、古めかしい風合いを出しています。
ここは野洲市永原の新築現場、I氏邸。
施工は藤田工務店、設計は宮村太設計工房です。
新築に古民家風のたたずまいを希望された住まい手さん。
木組みの柱や梁には真新しさと古めかしさが混在し、不思議な味わいを醸し出しています。
現場の確認、打ち合わせをする藤田工務店専務で会メンバーの藤田雅樹さん(35)と宮村さん(右)。
この現場の特徴は色塗り。藤田さんの奥様が大活躍したそう。
「根気強く綺麗に塗ってくれました」と、しみじみ感謝されていました。

棟梁は藤田工務店の若手ホープ、本道さん(33)(右)。
段取り良く仕事をこなす姿からは十分気合いが伝わってきます。
おとなりでキャップをかぶった古川さん(42)と、主に二人で工事を進めます。
寸法をきっちり計って、切断します。
材に無駄を出さないのも大工の腕のみせどころ。
木と木と接合する技術を継手(つぎて)といいます。

梁から出っ張っているのは込栓(こみせん)といって、継ぎ手の部材を貫通して補強する材です。
継ぎ手はひとつひとつ大工さんが墨付けして手で刻んでいます。
ギシギシ・・ピシッ!と組めた時の気持ちよさが木組みの醍醐味だそうです
近年は自動機械加工が増え、匠の技を持たずしても家が建てられるように・・。「技術を学べるのは今しかない」と大工さんはおっしゃっていました。
敷地の中にはクスノキが立っています。
出来たら活かしてほしいとの住まい手さんの願い、もちろん叶えます。
お風呂や洗面所、階段など生活動線のから見えるように設計しています。
足場に囲まれ、外壁はまだ隠れています。
クスノキにどんな家が寄り添うのか、完成の日が楽しみです
